釧路赤十字病院新人看護師自死事件結審
判決は2022年3月15日
12月21日に行われた第13回期日は、原告被告ともに前回おこなわれた証人尋問を補充する最終の主張を書面にておこないました。
原告である、譲さんの母・村山百合子さんが陳述もおこないました。
息子が亡くなった原因を明らかに
「秋には釧路でサンマを御馳走すると話していた息子がどうして亡くなったのか原因を明らかにし、釧路赤十字病院が安心して働ける病院となるよう、つらい思い出となった釧路に何度も通いました。病院の不誠実な対応に傷つきながらも頑張ってきました。公正な判決をお願いします。」
証拠から明らかになる矛盾点
その後の支援者集会では、原告代理人より本裁判の総括的な説明がされました。中でも「被告側への尋問では、譲さんと、パワハラをおこなったとされる医師は接点がほぼなかった、術場で一緒になることもなかった、等の証言が続いたが、術場の台帳を確認すると矛盾点が浮き彫りになっている。今後は判決に向けて、世論に大きくアピールすることが大切だ」とのお話がありました。(支援する会ニュースより)