厚生労働省は、2019年度(令和元年度)の石綿による疾病に関する労災補償給付に関する労災補償給付などの請求および決定状況を発表しました。
請求件数は1,206件で、支給決定は件数は1,090件でした。ともに過去5年間で最多でした。他に石綿肺での決定が52件ありました。
業種別には、建設業が全体の58.4%を占め、次に製造業が32.3%、続いて卸売業、小売業、飲食・宿泊でした。鉱業は0件でした。
北海道の請求は108件で支給決定は97件でした。全国の請求件数では、東京、大阪についで3番目で、支給決定は東京に次ぐ2番目でした。