2024 総選挙に向けたアピール 働く人びとの声で人間らしい働き方を実現しよう

By | 2024年10月17日

働く人びとの声で人間らしい働き方を実現しよう

 

10月15日、衆議院議員選挙が公示されました。

岸田前首相が反社会集団=統一協会との癒着や自民党全体を蝕んでいる「裏金」問題の説明と解決が出来ず、政権を投げ出した結果です。

新たに総理大臣になった石破茂氏は、総裁選で自ら掲げた、予算委員会開催、マイナ保険証見直し、原発依存軽減などの政策を反故にし、悪政を隠すために解散総選挙を強行しました。

自民党は、自らは企業からのカネにまみれ、その一方で国民に苦悩を押し付けてきました。アメリカと財界の要望で、憲法9条を蔑ろにし、国会の審議も経ず閣議決定にもで、他国を攻撃できる武器の購入と開発のために防衛費を拡大し続けてきました。防衛費の拡大で社会保障をはじめとした国民生活関連予算を圧迫しています。石破新首相就任後に示された経済や原発、軍事政策は岸田前首相の政策を継承するもので、一貫して戦争政策に反対してきた、いの健北海道センターが目指してきた活動とは相反するものです。

労働者が安心して働ける社会にするには、生活するに足る賃金の引き上げと、労働時間の短縮が必要です。ILO190号条約が定める罰則付きのハラスメント禁止法の制定も必要です。

財界・大企業のお金でゆがめられた政治・労働法制を転換し、ディーセントワークを実現するため、今回の総選挙必ず投票に足を運び、人間らしく働ける環境実現に向けて行動しましょう。

 

2024年10月16日

認定NPO法人

働く人びとのいのちと健康を守る北海道センター

理事長  細川 誉至雄