北海道過労死を考える会第2回総会

By | 2018年7月25日

「なくせ過労死」への決意
苦難乗り越え支え合って

2014年1月25日、札幌市内で北海道過労死を考える会第2回総会が開かれ、会員16名が出席し熱い議論が行われました。

一昨年12月に結成されて以降の活動経過報告では、「過労死防止基本法」制定の署名行動や院内集会への参加、地元議員要請行動などにとりくみ、今国会での成立が実現可能な状況をつくりました。過労死遺族の訴訟支援や相談・励まし活動などのとりくみが報告されました。

2014年度の活動計画では、「過労死防止基本法」の今国会での成立めざし、署名、地方議会の決議、国会議員要請を一段と強めること。被災者の労災認定や裁判支援のとりくみ。会員相互の親睦・交流などが提案、確認し合いました。

参加者の近況報告では、突然の夫や息子の過労死に直面したときの苦悩、そして乗り越えての労災申請や審査請求、訴訟のとりくみ、が涙をこらえて語られ、「なくせ過労死」への決意の場となりました。とくに18年にわたり、息子のクモ膜下出血死の労災補償を求め、民事での和解にこぎつけた石井さんの不屈のたたかいは、参加者に感動と勇気を与えました。その後の懇親会で親睦を深めました。