介護職場のストレスチェックと労安活動

札幌東勤労者医療福祉協会 畠由架利 人事部長

在宅グループの安全衛生委員会は、2ヵ所の法人安全衛生委員会と29のセンターで月1回開催し、①長時間労働の状況把握、②労災・交通事故発生状況の報告とその改善策の検討、③長期病欠者の報告などを議題としています。

長時間労働の把握では、月20時間以上の超過勤務者を抽出し、超過勤務の業務内容やその改善方向について議論します。

労災・交通事故の発生状況は、労災や交通事故ともに年間30件から50件発生しており、労災は転倒による骨折や打撲、交通事故は追突事故や駐車時の接触事故が多発しました。

この他にも交通違反の発生状況も報告します。長期病欠者の対策は、3ヵ月以上病欠が続いている職員を産業医の面接へつなぎ、職場復帰への目途と復帰前後の支援方法を検討します。この他にも、健康診断実施状況の報告や産業医を交えて年に1度の職場巡視を実施しています。

昨年度実施したストレスチェックは、平均受験率は81.10%となり、そのうち12.78%は高ストレス者と判定されました。実施後の総括では、ストレスチェックは実施したものの、職場分析は着手できず、原因は担当者が膨大な事務作業と精神的な負担が大きいこと挙げられました。

総括をふまえて、来年度実施から、作業の一部の外注化を決めました。これからは、ストレスチェックの受検率アップと、メンタル不調者の予防、職場分析の実施、職場改善につなげていきたいと考えています。

(今年5月20日行われた労働安全衛生学校での報告を事務局がまとめました)